真夏の京都トレイル(4)
14:00頃
盗人谷でまんまと騙されたあと、次に向かう地名は氷室。
これまた涼しげな地名です。そこに向かうのは、再び200mを登る急坂をクリアする必要がありました。脚が限界に来ていて、しかもドリンクは500mlペットに半分くらい。自販機を探しながら歩くが見つからない。看板を見ると、コース沿いにハンバーグレストランというのがある!
もしかしたら、ここに自販機があるかも、と淡い期待。
が、残念ながら、この店の周辺に自販機は無し。
レストランに入れば、お冷とかハンバーグとか頂けるでしょうが、
この汗だくで、この汗臭さで、このレストランはちょっとまずいでしょ、
と冷静すぎる判断をしたため、ここはパスしました。
このあと、再びアップダウンが続きます。
水を節約しながら、上り坂は歩き、下り坂はゆっくり走る。
しばらくすると、展望台(簡易ベンチ付)があったので、
ここでしばらく休憩。水は残り少ないので、ベンチに横になって、体力の回復を図ります。目をつぶると、そよ風が木を揺らす音、鳥のさえずりなどが聞こえて、自然を実感。
自然のヒーリング効果も手伝って、エネルギーの充填が出来ました。
さて、この後、どうやってドリンクを補充するかが、今一番の課題。
6~7kmほど先の高尾(観光地)まで行けば、きっと自販機はあるはず。
残りの水は200mlくらい。大事に大事に飲んで行こう。
幸運なことに、この後は急坂はほとんどなさそう。平坦か、下り坂。
ここは走れそうである。しかも、道路の脇には、小川が流れている。
最悪は川の水を飲んだらいいか、と意外に楽観的。
でも、お腹壊したら、さらに辛いことになりそうだし、川の水は最後の手段。
もう少し進んだところには、池もあり、バーベキューしている人が居た。
この人たちに恵んでもらうという手もあるかな、と思うが、逸る気持ちを抑えて我慢。
川の水も飲まず、人に恵んでもらうこともなく、何とか高尾と名のつくところに到着。
手元の水は飲み干してしまってました。
しかし、高尾と名がつくからと言って、ここはまだ山道の途中。
観光地までは、まだ2km弱ありそう。
16:20 最後の気力で到着した高尾観光ホテル前に、自販機を発見。
日ごろお世話になっているアミノバイタルもおいていたので、迷わずこれを購入。
喉がカラカラだったので、500ml一気飲みである。
持ち運び用にもう一本、水の500mlペットを購入。
ちょうどこの時, 温度計があったので撮影。
16:27 山にもかかわらず、まだ34℃もある。早く山に入りたい。
さあ、目指すは清滝。距離にしてあと3km。
朝、比叡山に登ったときには、昨日のビールなど身体に蓄えた水分が多かったためか、
流れ落ちた汗でパンツから靴下までびしょぬれになりましたが、
午後は身体の水分が抜け切ったのか、汗の量も少なめ。
ウェアがそれほど濡れることはありませんでした。
首にタオルを巻いて汗を拭きながら走ったのがよかったかも。
タオルなんて格好悪いと思っていたけど、先人の知恵にあらためて感謝です。
16:50 清滝まであと2.5kmくらいの地点(61kmを経過したあたり)で、iPodの電池の残量がほとんど0になっていました。
せっかくのワークアウトデータが消えてしまっては適わないので、思い切ってワークアウトを終了して、ここからはNike+iPodなしで走ることにしました。
そして、
17:08 これが北山西部コースのゴール、清滝のトレイルポスト。
はるばる来たぜ、清滝。
しかし、保津川(?)は流れているが、清滝らしきものは見当たりません。
まあいいか。あとはJR嵯峨嵐山の駅に向かうのみ。
確か、近かったハズ、と思ってトレイルマップを見ると…
まだあと7kmもありました。。。
トロッコに乗るという手もありましたが、ここは気力を振り絞って、
西山トレイルコースに沿って、嵐山に向かいます。
猛暑日だったので、バーベキューしているグループとか、川で水遊びしている家族連れとかが、
結構居て、それを横目で見ながら川沿いの道を進みます。
No.5落合 まで来たところで、
嵐山に向かうには、六丁峠という山を一つ越えなければならないようで、
ヘアピンカーブの続く車道の脇を、山登りマシーンの姿勢でひたすら登り続けました。
ようやく迎えた下りでも、もはやスピードは出ないので淡々と走ります。
やっとのことで、見覚えのある鳥居本の大鳥居へ。一安心。
風情のある町並みのある奥嵯峨は、この猛暑のせいか閑散としていました。
涼しい竹林を通り、JR嵯峨嵐山駅に到着したのが18:20。
この辺りまで来ると、観光客がちらほら。
20分ほど待たされて乗った電車は、冷房が効きすぎていて身体が冷えてしまいました。
電車の中で、本日の道のりをトレイルマップで振り返り、よくこれだけ走ったなあと感慨にふけったり。
この後、ホテルでひとっ風呂で身体を温め、生き返りました。
合計で6Lの水分を補給したにも関わらず、体重は4kg減でした。恐るべし。
そのあとのビール、旨過ぎ。
最後に総括。
・山の中は、猛暑でもひんやりして涼しい。
・水分補給は計画的に。コースにこだわらず、自販機/コンビニの場所を事前にチェック。
途中、自販機がない場合には、多めにドリンクを持ち運ぶようにする。
・汗拭き用にタオルは使える。
・機会があれば、伏見稲荷から桂まで京都一周を1日で完全制覇してみたい。
12時間くらい見といたほうがよい。日照時間が長い季節がよいが、猛暑の日は選ぶべきではない。
5月下旬くらいがベスト。(9月でもよいが昼の時間が短い)
日の出直前にホテルを出発するのがよい。
・寝っころがって休憩するためのレジャーシートがあるとよい。
京都に行ったら、山を走ってみてはどうでしょうか?
★真夏の京都トレイルの巻 【完】
後日談
・2日ほど休足したら下半身が超回復したようで、昨日の10km走は抜群の安定感でした。
体脂肪も2~3%ほど減ったようです。
この効果が持続するといいなあ。
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